2017-03-22 第193回国会 参議院 文教科学委員会 第4号
第一次安倍内閣では、学習指導要領に愛国心教育を盛り込むため、教育基本法が改正されている。 また、二〇一七年一月三十日のタイムズは、黄色のところを読みます、自由主義の日本において、塚本幼稚園は、一九四五年に遡る残忍な戦争介入や、悲劇的な敗北をもたらした愛国主義へと子供たちを洗脳する施設である。それでも、ここにおける教育は更に必要とされている。毎年七十名の募集に対し百二十人の希望者。
第一次安倍内閣では、学習指導要領に愛国心教育を盛り込むため、教育基本法が改正されている。 また、二〇一七年一月三十日のタイムズは、黄色のところを読みます、自由主義の日本において、塚本幼稚園は、一九四五年に遡る残忍な戦争介入や、悲劇的な敗北をもたらした愛国主義へと子供たちを洗脳する施設である。それでも、ここにおける教育は更に必要とされている。毎年七十名の募集に対し百二十人の希望者。
例えば、トランプ大統領の人種差別の言動に対して国際社会から今厳しい目が注がれていますけれども、同じように、安倍政権が戦前の愛国心教育の復活を意図しているのではないか、そういう誤解とか不信が国際社会に広がっている、そして、そのことが最大の問題だというふうに私は思うんですよ。 先ほどの例えばガーディアン紙は、ウルトラナショナルスクールとの関係でプレッシャーにさらされている安倍政権ですよ。
やはり、道徳心が欠如している、いじめをなくそう、こういうような形で議論が始まったと思いますが、今回、道徳教育の中に、日本人として自覚を持って国を愛す、つまり愛国心教育も道徳教育の中に規定をされているということなんですね。
これらはまさに、侵略戦争美化の愛国心教育や異常な競争主義を教育に持ち込むとともに、海外で戦争する国へ、戦争する人づくり、戦争する大学づくりへと、教育を変質させるものにほかなりません。 そして、いよいよ重大なことに、安倍内閣は、閣議決定による憲法解釈変更によって集団的自衛権を行使できるようにするなどというクーデターのごときやり方で、憲法九条をなきものにしようとしています。
首長の判断で愛国心教育にふさわしい教科書を採択する、全国学力テストの結果を公表するなど、教育内容に直接関わることも教育委員会の同意なしに記載できるということです。 政府は、大綱に記載されても教育委員会が同意しなければ執行できないので意味がないとも答弁しましたが、これが首長による政治的圧力になることは十分考えられます。
愛国心教育にふさわしい教科書を採択する、学力テストの公表を行うなどの記載も、適切ではないが法的には可能ということです。 静岡県では、現に、知事が教育委員会との協議を行わず全国学力テストの結果の一部を公表しており、こうした知事の圧力で授業が学力テスト対策に置き換わる事態も生じています。首長による学校教育への介入に道を開く法案だと言わなければなりません。
大綱には、首長の判断で教育委員会の専権事項、例えば、愛国心教育に最もふさわしい教科書を採択するなどの内容まで書き込めるのではないかという私の質問に、総理は、「教育委員会が適切と判断した場合においては、教科書の取扱いに関することなど、首長の権限に関わらない事項について記載することも可能」と答弁をしました。
この点について私は、五月二十三日の本会議の代表質問で、首長の判断で教育委員会の専権事項、例えば、愛国心教育に最もふさわしい教科書を採択するなどの内容まで書き込めるのではないかと質問をしました。安倍総理は、教育委員会が適切と判断した場合においては、教科書の取扱いに関することなど、首長の権限に関わらない事項について記載することも可能と答弁をされました。
本会議で私は、法案の解釈として、愛国心教育に最もふさわしい教科書を採択するなど首長の政治的意向を込めた方針も書き込めるのではないですかという質問をしたわけです。総理は、教育委員会が適切と判断した場合においては、教科書の取扱いに関することなど首長の権限に関わらない事項についても記載は可能ですと答弁をされたわけです。
それでは、愛国心教育に最もふさわしい教科書を採択するなど教科書採択に関する事項も、特定の教科書を採択するということも、あるいは人事に関する事項も、総合教育会議で大綱案を協議さえすれば、教育委員会の判断のいかんにかかわらず、首長の判断で大綱に記載できるという法律上の条文になっているということですか。
例えば、愛国心教育に最もふさわしい教科書を採択するなど、首長の政治的意向を込めた方針や、愛国心を通知表でABC評価するなど、子供の思想、良心の自由を侵すような内容まで書き込めるのではありませんか。 大綱は、首長と教育委員会で構成する総合教育会議で協議するとしていますが、大綱の決定権限は首長にあります。では、協議がまとまらなかった場合にはどうなるのか。
大綱には、学校統廃合を進める、愛国心教育を推進するなど、教育委員会の権限に属することまで盛り込むことができ、教育委員会にその具体化をさせる仕組みであります。 これでは、教育委員会を首長任命の教育長の支配下に置き、教育行政への首長の介入に道を開くことになりかねません。 この法案の狙いは、侵略戦争美化の安倍流愛国心教育の押しつけと、異常な競争主義を教育に持ち込むことにほかなりません。
大綱には、学校統廃合を進める、愛国心教育を推進するなど、教育委員会の権限に属することまで盛り込むことができ、教育委員会に大綱の具体化をさせる仕組みです。 これでは、教育委員会を首長任命の教育長の支配下に置き、教育行政への首長の介入に道を開くことになりかねません。 この法案の狙いは、侵略戦争美化の安倍流愛国心教育の押しつけと異常な競争主義を教育に持ち込むことであります。
同時に、やはり愛国心教育というものを今進めていこうとしているんじゃないかと。先日、文部科学大臣とも、大臣が教育勅語が至極真っ当と御発言になったことをめぐって随分激しい議論をやったんですけれども、こういう面で、やはり今の政府の教育政策、私は不安が大きく感じられるわけですけれども、最後に中嶋先生の御意見をお伺いして、終わりたいと思います。
○中嶋参考人 今委員のおっしゃったとおり、愛国心教育であるとか、愛国心に限らず、特定の道徳を、これが国民としてあるべき姿なんだという形で国民に示すというような教育が行われるということは、あってはならないことだと思います。 今は地方教育行政法が法案として出ていますけれども、この後、教育再生推進法案が準備されているということを報道で知っています。
撤回さえできないとしたら、まさに私の指摘どおり、安倍政権が本法案で教育委員会の独立を奪ってまで狙っているのは、侵略戦争を美化する安倍流愛国心教育の押しつけにほかならない、このことの何よりの証左だと言わなければなりません。
さらに、愛国心教育を推進するなど、教育の内容に踏み込んで首長が大綱を策定することも可能なのではないかと私が問うたのに対して、大臣は、教育委員会が適切と判断すれば妨げられないと答弁をされました。 首長が決定する大綱に教育内容に踏み込んだことまで書き込むということになれば、これはもはや、教育の政治的中立性の確保どころか、政治介入を容認、助長するものだと私は思いますが、大臣いかがですか。
また、愛国心教育を推進するなど、教育の内容に踏み込んで首長が策定することも可能なのではありませんか。 教育委員会は、協議するだけで、首長が定める大綱に従わなければならないのではありませんか。これでは、教育委員会は、まさに形だけになり、首長が直接教育に介入することを容認し、教育の政治的中立性を脅かすことになるのではありませんか。
我々がこの郷土や文化、風土を愛する思いに紛れ込ませるように、地域教育の民主的主体性を毀損するような愛国心教育の押しつけについては、それは厳に慎むべきではないでしょうか。そのことについての所見を総理にお伺いして、質問を終わります。 ありがとうございました。ニフェーデービタン。(拍手) 〔内閣総理大臣安倍晋三君登壇〕
愛国心教育についてお尋ねがありました。 教育基本法においては、伝統と文化を尊重し、それらを育んできた我が国と郷土を愛するとともに、他国を尊重し、国際社会の平和と発展に寄与する態度を養うことが教育の目標とされています。
過剰な愛国心教育につながる危うさをはらむ。 ナショナリズムをあおって国策を推し進めるような、息苦しい社会に導くのは誤りだ。」と。 ところが、さっき誠に恐縮で外務大臣に読んでいただきましたが、昔から、愛国心を高揚しと五十六年間も入っているんですよ。これ読む限り、何か新たに追加したように見えますが、全くそういうことではないんです。
こういった状況を踏まえて、このように教育の現状や社会情勢を見る中で、自民党の安倍総裁がいわゆる誇っている教育基本法の改正というものが必ずしも教育の再生に結びついていないのではないかと私は感じてしまうんですけれども、大臣自身はこの基本法に盛り込まれている道徳や愛国心教育の理念について今どう評価されているのか、あるいはそれが教育の再生につながっているのか、その点について大臣の御見解をいただきたいと思います
これは、江沢民国家主席の時代に愛国心教育を植え付けられた学生たちが中心ということも報道されておりました。一方で、中国の特に沿岸部より内陸部では雇用が不安を抱えていると。いろいろ原因はあるんだろうと思いますが、成都のデモでは収回琉球、解放沖縄の赤い横断幕が登場しました。これ訳すと、琉球を取り戻し沖縄を解放しようという意味だろうと思いますけれども。
議論のあった愛国心教育について菅総理は一体どのように考えておられるのか、お伺いをいたします。 また、国旗・国歌法に反対をされましたが、学校現場において国旗・国歌を尊重することの重要性についてどのように認識しているのか、北教組問題に見られるような教育現場の堕落についてどのように考えておられるのか、お伺いをいたします。
次に、安倍内閣が教育基本法改正案を提出した中での愛国心教育等についての御質問がありました。 御質問では、我が党がこの法律に反対をしたという表現で指摘がありました。法案そのものには確かに反対をいたしました。しかし、しかし、聞いてください。我が党が教育基本法案に対して修正を出しております。その修正の中に、日本を愛する心を涵養するという言葉が入っております。
これは、いわゆる愛国心教育だと私は思っているんですね。この部分につきましては法案審議の段階で様々な議論がなされました。そこで、今後の課題は、伝統と文化の尊重とか我が国と郷土を愛する態度にかかわる教育が学校現場において具体的にいかになされるべきかと、こういうことだと思っているんですね。